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絵本レビュー『ねずみくんのプレゼント』 最後の絵はとても意味深。

今回は『ねずみくんのプレゼント』です。
なかえよしを:作、上野紀子:絵、の絵本です。

絵の表現力に疑問を感じてしまう作品です。優しいタッチの絵で、色もきれいですが「大きさ」「小ささ」といった絵本で大切な要素がきちんと描ききれていないように思えます。大きいところはもっと大きく、小さいところはもっと小さく、メリハリがあったほうが面白いのかなあ、と感じます。

そもそも、登場キャラクターは、メインのねずみ、りす、うさぎ、ブタ、クマ、象など、それぞれの大きさの差をしっかりと表すことができる動物が選ばれている訳ですから、「大きいものと小さいものが並ぶと面白い」という基本的な要素がきちんと出ているべきです。ねずみと象が同時に描かれるとき、その差はたいした差として描かれません。でかいねずみ、あるいは小さい象として描かれてしまいます。これと同じで、動物以外の出てくる要素も、
その大きさが重要であるないような訳ですからきちんとわかるようにしておいてもらわないと、楽しみにくいと感じてしまいます。


ただし、最後のページの絵はよくできています。りす、うざぎ、ブタ、クマ、象の表情がとてもいいです。どう良いかというと「どういう気持ちの表情なのか読み取りにくい」からちょっと考えてしまう、という意味で良いのです。

話そのものはハッピーエンドですが、ねずみ以外の動物の表情次第では、この物語の持つ意味が変わってきます。そこに解釈の自由度をもたらしているという意味でこの最後の絵はとても良いです。

全体的には、絵がよくも悪くも特徴で、正直少しだけ残念かなーと思ってしまう絵本です。


読み聞かせ時間:3分
カタカナ:出てきます



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