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映画感想文『グッバイレーニン』 採点:辛口カレーパン(でもそんなに辛くない)

『グッバイレーニン』を見た

BSで放送していたのを録画していたので、見てみました。なかなか面白いと評判の映画ですね。ほぼ2時間。理想的な長さです。面白ければちょっと食い足りないし、つまんなくてもなんとかなる長さです。


とても『アメリ』っぽい

なんとなく見ていたところ「とても『アメリ』っぽいなあ」と感じていました。なんでだろうと思っていたところ、エンドクレジットでわかったのが、音楽が『アメリ』と同じ、ヤン・ティルセンだったんですね。理由の一つはこれっぽいです。しかも、中では完全にアメリで使われていた曲がそのまんま使われていたりしていました。『グッバイレーニン』は2003年、『アメリ』は2001年なので、それがアメリで使われている曲だってわかっていないはずがない。意識してのことなんでしょう。

でも音楽だけじゃなくて、演出も似ている気がします。早回しをちょくちょく使うところとか、あるいはテレビに写る番組を映したりとか。全体に雰囲気が似ています。同じ曲を使っているくらいなので、結構意識的なことなのかも、と思っています。


テーマの選び方が面白い

東西ドイツの統一というちょっと重たくなりそうなテーマに加えて、崩壊寸前の家庭、病気の家族といった暗いテーマを重ねた作品ですので、普通に考えたら重たい作品になってしまうはずです。ところが、この映画はなかなか軽いのです。当然ちゃんとした暗いシーンもあるし、ちょっとした泣き要素もあるのに、全体としてはとても軽い印象を与えます。

ちょろちょろと笑いもあったりして、気楽に見られる作品です。


でも結局物足りない

ちょっと楽しい作品すぎるかもしれません。ドイツの人が見れば、いろいろと思うところがあるでしょうから、自然と自分の経験が補完してくれるでしょうが、他国の人間にしてみると補うべき経験がないのでどうしても厚みが出てきません。もっと悲惨なところは「あ、悲惨!」とか、悲しいところは「あ、悲しい!」とか思わせてもらえないと、見終わったときに味気なく感じてしまいます。

採点としては、辛口カレーパン(でもそんなに辛くない)という感じです。あまりハードルをあげなければ素敵な作品ですので、おすすめです。
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テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

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